アカシュモクザメってどんなサメ?ハンマーヘッドの特徴・生息地などまとめ

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今回はハンマーヘッドシャークの一種、アカシュモクザメについてまとめていこうと思います!

ハンマーヘッドシャークと聞けば、あの特徴的な頭の形を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

この記事ではその有名なハンマーヘッドシャークのうちの一種である、アカシュモクザメの特徴、頭の使い方などに焦点を当ててまとめていこうと思います!

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このサイトでは、サメ好きの筆者が好き勝手に気になるサメを紹介しております。ご容赦ください。

実際頭のハンマーはどうやって使うのでしょうか??

アカシュモクザメってどんなサメ?

アカシュモクザメ①

世界中には約500種類以上のサメが発見されていますが、そのうち9種類がシュモクザメと分類されています。

その9種類のうち3種類が日本近海に分布しており、アカシュモクザメ、シロシュモクザメ、ヒラシュモクザメという個体が生息しています。

そもそもアカシュモクザメとかシロシュモクザメって「シュモクザメ」とは違う種類なの?と疑問に思ったのですが、

「シュモクザメ」とはメジロザメ目のシュモクザメ科の総称のことで「シュモクザメ」いう個体のサメはいないんですよね。

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今回はその中のアカシュモクザメの情報をみていきましょう!

アカシュモクザメ:基本情報

それではざっくりと基本情報をまとめてみました!

  • メジロザメ目シュモクザメ科
  • 学名:Sphyrna lewini
  • 英名:Scalloped hammerhead
  • 分布:世界中の温帯・熱帯海域。日本だと青森県以南。
  • 食べ物はサメやエイ、小魚、頭足類など
  • シュモクザメの名前の由来は仏具の「撞木(しゅもく)」
  • 何百匹以上で群れを成すこともある。
  • 最大で4mを超える。

世界中に広く分布していて、主に沿岸部に生息しています。

そのため海水浴場で発見されるなど、人との接触もある危険なサメです。

むやみに襲ってはこないものの、見かけたら待避するようにしましょう。

アカシュモクザメの特徴としては、ハンマー部分の真ん中にくぼみがあってボコボコしていること、肌の色が赤みがかっていることなどがあげられます。

このサメはその独特な見た目からシュモクザメやハンマーヘッドシャークと命名された訳ですが、実際その頭はどうやって使うのでしょうか?

その特徴を見ていきたいと思います!

アカシュモクザメ:ハンマーヘッド(頭)の役割は?

アカシュモクザメ②

改めて見ると凄く変な形してますよね!しかしこの形にもしっかりとした理由があるんです。

▼頭の性能はざっくりこんな感じです!

  • 獲物を押さえ込んだり、叩いたりして仕留めるハンマーとしての役割。
  • ロレンチーニ器官により、海底の砂に身を潜める獲物(エイなど)を見つけ出す。
  • 視覚と嗅覚の発達。
  • 頭を傾けて細かい舵を取ることができる。

なかなか凄い能力が備わっていますね~。

狩りに特化した、効率の良い形と能力を追い求めた結果このような形になったのでしょうか?

それにしてもこのハンマーヘッド、一体どうやって使うのでしょうか?

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ハンマーヘッドの使い方は?

ハンマーヘッドの使い方、狩りの流れは次のようになります。

  1. 優れた嗅覚と視覚、ロレンチーニ器官を使い獲物を見つける。
  2. 小回りの利く頭で舵を取る。
  3. 砂の中から獲物を掘り出す。
  4. 掘り出した獲物をハンマーで叩き弱らせ、押さえつけ捕食する。

こんなことが出来るなんて、まさにハンターとしての進化をしたと言っても過言ではないと思います!

アカシュモクザメは特にエイが好物なため、海底の砂の中に潜むエイをロレンチーニ器官により見つけ出し、頭部で押さえつけたり叩いたりして弱らせ捕食します。

叩き方としてはハンマーのような使い方ではなく、縦に首を振る感じです。縦でいくんですね。

こういった感じで、獲物を見つけ出し捕食するまでの一連の流れをほぼ頭部だけで完結できてしまうんです!凄すぎる。

▼ロレンチーニ器官についてはこちら

サメの頭部には小さな穴がいくつも開いていて、そこでは他の生物の筋肉が発する微弱な電流を感知できるようになっています。その器官の事をロレンチーニ器官と言います。

他のサメと比べて頭部の面積が広い分、ロレンチーニ器官も広範囲に備わっている為、獲物をより見つけやすくなっているんですね。

目と鼻はどこに付いている?

目と鼻はハンマー部分の左右に付いており、これにより高感度の視覚、嗅覚を持っています。

目が左右に付いているため片目ずつの視野が非常に広く、広範囲の獲物を見つけ出すことが可能なんですよね。

アカシュモクザメの豆知識

“出典:WatchMojo Japan/最も恐ろしいサメ ランキングTop10YouTubeより”

アカシュモクザメは群れを成す

捕食の為か、コミュニケーションをとっているのか、実際のところは分かってないみたいですね。

時には何百匹もの群れになるらしいですが、怖さ反面なんだか惹きつけられるものがありますね。

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頭部の真正面は死角

左右の目が離れすぎているため、真正面は死角になっていると言われています。

しかし頭を少し振るだけでその死角もカバーできるので、死角=弱点ではないんでしょうね。

エイの毒針が効かない?

アカシュモクザメの好物であるエイは尻尾に毒針を持っていたりしますが、そんなこともお構いなしで食べてしまうんです。

人間だと死んでしまう毒でも、アカシュモクザメは大丈夫なんですね!耐性があるのか、そう進化したのか。

生きるために様々な独自の進化を遂げたアカシュモクザメでした!

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