共食いするサメ?シロワニは悲しき運命を背負うサメ界のハンター

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

スポンサーリンク

今回は悲しき運命を持つサメ、シロワニについてまとめていこうと思います!

このサメはサメ界の中でもかなり独特で、ある宿命を背負っています。

その他単純に凄い能力を持っていたり、その特徴からサメファンの中でも人気のサメなのではないでしょうか?

そんなシロワニの特徴や生息地などまとめていきたいと思います!

このサイトでは、サメ好きの筆者が好き勝手に気になるサメを紹介しております。ご容赦ください。

シロワニってどんなサメ?

“出典:Wikipediaより”

シロワニをざっくり説明すると、水中のある一定で留まることが出来る特殊能力を持っており、生まれた瞬間から共食いしなければならない悲しきサメです。

この二点が主なシロワニの特徴だと思いますので、後ほど詳しくまとめていきます!

さて、見た目から凶暴そうなサメって感じのシロワニですが、実はかわいい一面もあるんですよね。

まず、口が常に半開きなこと!

そして、めっちゃサメの姿なのにワニと名付けられていること。

サメは別名ワニやブカと呼ばれているので、他にもこういった名付けられかたをしているサメはたくさんいます。

▼ワニと呼ばれる由来や他の豆知識はこちらから

それではシロワニの基本情報をみていきましょう!

スポンサーリンク

シロワニ:基本情報

  • ネズミザメ目オオワニザメ科
  • 学名:Carcharias taurus
  • 英名:sand tiger shark
  • 分布:西部太平洋,インド洋,大西洋など世界中の温かい海。日本近海。
  • 岩陰や水中洞窟などの暗がりに生息。沈没船に住みつくこともあり。
  • 群れで行動することもある。
  • 水中に留まることが出来る。
  • 子宮内共食いをして産まれてくる。
  • 食べ物は魚類,甲殻類,頭足類など

さてさて、情報が満載なシロワニですが、英名ではSAND TIGER SHARKと呼ばれています。

これは主に砂浜の海岸線に生息するところからきているみたいですね。

大きさは大体1mほどで生まれ、最大で3mを超えます。

日本近海にも生息しているサメですが、

IUCN(国際自然保護連合)が絶滅危惧種に指定しています。

元々産まれる数が少ないのもあって、個体数が減ってきているんですね。

それでは産まれる前に行われる、子宮内共食いとは一体なんなのでしょうか?

シロワニの悲しき宿命

“出典:Wikipediaより”

まず、シロワニは「子宮内共食い」と呼ばれる悲しき宿命を背負って生まれてきます。

こんなに怖い目になるのもしょうがないんです。

シロワニが背負うこの子宮内共食いとは、文字通り生まれる前の子宮内で共食いをする。ということ。

なんと母ザメの子宮内で1番始めに卵から孵った子供が、まだ孵っていない卵や生まれてきた兄弟を食べてしまうんです。

そしてそれを栄養にかえ、最後の1匹に残った子供だけが1mくらいに成長すると外の世界に出てこれます。

シロワニの子宮は2つある為、最大2匹産まれるということになります。

産まれた瞬間から、本能で共食いする。何という世界なんでしょうか。。

壮絶な出生を知ると、ただ怖いイメージのシロワニの見かたも変わってくるのではないでしょうか?

スポンサーリンク

シロワニは水中に留まることが出来る?

シロワニの特徴

なんとシロワニは空気を胃にたくわえて、浮力を得ることが出来るんです!

海面で空気を吸い込み、胃にたくわえた空気を浮袋のように使う事ができるんですよね。

つまり、獲物を追わずして狩ることが可能なんです!

シロワニは大変頭の良いサメなので、その能力を使い沈没船や水中洞窟などに身を潜めて狩りをします。

まさに生まれた瞬間から戦うシロワニだからこそ進化した能力かもしれませんね。

シロワニの豆知識

“出典:Wikipediaより”

それではシロワニの豆知識をざっくり紹介していきたいと思います!

スポンサーリンク

2021年に日本初の繁殖に成功している

絶滅危惧種に指定されているシロワニですが、2021年6月17日にアクアワールド茨城県大洗水族館で、日本初の繁殖に成功しているんです!

これはかなり凄いですよ。

水温や、照明の点灯時間などを自然に近い状態にするなどの試行錯誤など、飼育員さんたちの努力が実っての結果ですね!

僕はまだアクアワールド茨城県大洗水族館に行ったことがないので、いつか行ってみたいと思います!

シロワニは群れを成す

シロワニは狩りの時に、数十匹の群れで行動することがあります。

しかもただ群れるのではなく、なんとチームワークを発揮し獲物を探しだすのだとか!

頭が良いですね~。

生まれながらに孤独だったシロワニだからこそ、群れの大切さが分かるのでしょうか?

意外とおとなしい?

シロワニは世界中の温かい海に分布しており、日本にも生息しています。

沿岸部の砂浜付近から水深200mくらいまでに生息しているため、普通に人間と接触するサメですね。

小笠原では有名なシロワニのスポットがあったり、ダイビングで海に潜り近づくことが出来るらしいです!

こんな見た目のシロワニですが、人間に対しては意外とおとなしく刺激をあたえなければ近くまで接近できるんだとか。それでもめちゃめちゃ怖いですが。。

日本の水族館でも見られますので、ぜひチェックしてみて下さい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました