この記事では、明日から使える!とは言い切れないけど、ちょっとおもしろいエレベーターの豆知識を紹介したいと思います。
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エレベーターの豆知識:エレベーターの起源は?
高齢化、高層ビル社会になった現代では、なくてはならない存在になったエレベーター。
そんな便利で画期的なエレベーターは一体誰がいつ作ったのでしょうか?
一般的に記されている一番古い記録では、
なんと古代ローマ時代の紀元前236年とされています!
紀元前からエレベーターってあったの?って感じですよね(笑)
もちろん今のようなエレベーターとは程遠いですが、世界初のエレベーターは滑車とロープを使い荷物の上げ下ろしが出来ているんですよね。
発明者は機械の天才「アルキメデス」で、人力を使ってドラムにロープを巻き付ける巻胴式ホイストを、ネロの宮殿に3台設備したのが始まりと言われています。
びっくりすることに、その後1835年に蒸気機関を動力としたエレベーターが誕生するまでの間は、大きな発展は無く人力だったとされています。その間なんと約2000年もの間です!
発展のきっかけは産業革命で、エレベーターが今のように安全に人が乗れるようになるまで200年もかかっていないんです。急激な進化ですよね。
その他昔は水を使った水圧式エレベーターもあったみたいですね。
エレベーターの豆知識:エレベーターのメーカーは?
さて皆さんはエレベーターの主要メーカーをご存じでしょうか?
エレベーターに乗る時これはどこのメーカーだ!と思いながら乗る、マニアックな人はかなり少ないと思いますが、意外とみんなが知っている有名なメーカーが作っているんです!
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- 三菱
- 日立
- 東芝
- オーチス
- フジテック
こちらの会社が日本のエレベーターの5大メーカーと呼ばれています。
その他にもエレベーターは色々なメーカーが作っていますが、大体どこに行ってもこの5大メーカーは目にするのではないでしょうか?
メーカーや年代ごとにデザインや付いている機能が違っていて、詳しくなってくるとボタンの形でそのエレベーターがどこのメーカーでどの機種か分かるようになってきます。
この能力ほどマニアックで意味の無いものはないでしょうが、自分の住んでいるマンションや務めている会社には、どのメーカーのエレベーターがついているか見てみるのもおもしろいかもしれませんね。
エレベーターの豆知識:ボタンについて
エレベーターのボタンには実はちょっとした機能が付いていることがあります。
普段利用する際に、そんなことをする人はいないとは思いますが、メーカーによって全部のボタンを押すと押したボタンが全てキャンセルされたり、扉が閉まるときブザーが鳴ってゆっくり閉まるようになったりします。
こういったイタズラ防止機能や、間違えて他の階のボタンを押してしまった時の為にキャンセルされる機能が付いているんですよね。
ちなみにメーカーや機種にはよりますが、間違えて押したボタンを2~5回連続で押したり、ボタンを長押ししたりするとキャンセルできる事があります。
ボタンは消耗品で意外ともろいので、連打や強く押したりしないよう注意しましょう。
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