さて皆さんが仕事を選ぶ時に、「一番知りたいこと」ってどんな事ですか?
それは求人に書かれていない、実際の1日ってどんな感じ?という事ではないでしょうか!
職選びをする上で、失敗したくないと誰しもが思いますよね。良いと思って選んでも、実際働いてみると「イメージと違ったなぁ」とか「こんなこともするの?」とか色々ありますよね。
ということで、今回は街中でよく見るピザ配達員の1日ってどんな感じかを経験者が紹介していきたいと思います!職選びの際にぜひ参考にしてみて下さい!
結論から言うと、僕は結構楽しかったのでおすすめのアルバイトだと思います!
ピザ配達員の1日の流れは?
基本的にはどのお店でもシフト制だと思うので、出勤時間はその日によります。僕が働いていたお店は終日もOKだったし、2~3時間もOKでした!
出勤したらまず制服に着替えて、その日に乗るバイクとヘルメットを確保し、バイクを点検します。
出勤した時に注文が入っていた場合は、すぐ住所を確認して地図を頭にインプットします。
大体注文が入ってピザが焼きあがるまでは15分~20分なので、その間に何番目の角を曲がってどの道を通る、とかの道順を組み立てます。この時に持っていくお釣りのチェックもします。何回も配達に行っていると、現場でお釣りを渡す際に小銭が無い!なんてことが多々あります。お釣りが無かったら近くのコンビニで崩したり、自分の財布から建て替えたりしないといけないので、お金の管理は大切です!
ピザが焼きあがったら、カットして箱に詰め、ピザ用の保温バックに入れて配達に出ます。
ピザを届け終えたら後は店舗に戻るだけ。同時に近い場所の注文が入っていたら2件同時に行くことも普通にあります。忙しい日は基本これです。
店舗によるとは思いますが、大体近い場所で往復10分、遠い場所で往復40~50分くらいだと思います。その間は自分のペースで運転出来るので、一人が好きな方には結構いい時間だと思います!
基本的には出勤してから休憩まで、この作業をひたすら繰り返すのがメインの仕事になります。
もちろん配達が無い時は配達以外の仕事をしないといけません。
ピザ配達以外の仕事は?
メインの仕事は配達業務ですが、注文が入らない時間帯やピザが焼きあがるまでの時間は当然手が空きます。では実際配達以外の仕事はどんなことをするのでしょうか?
注文の電話対応と接客
お客様からの注文電話は、手空きのドライバーが対応することが多いです。電話対応といっても、ちゃんとしたマニュアルがあるのでそんなに難しくはないです!新規などで登録がない場合は住所などを聞いて、あとは注文を取るだけ。パソコンへの入力も電話の片手間で出来るくらい簡単なので、慣れれば余裕で出来るようになります。
後はお持ち帰りで来店される方のお会計と商品お渡しですね。こちらも特に難しいことはないです。
電話対応や接客をやった事がない人でも出来るアルバイトだと思います!
食器洗い
ピザ屋は意外と洗い物が増えていくので、配達以外の時間はまず洗い物チェックしますね。というか、店舗にいる全員が常に洗い物が無くなるように食洗器を稼働させている感じです。
洗い物を逐一片付けておかないと、急に忙しくなった時に対応できなくなるんです。忙しい時は洗い物まで手が回らなくて、気づけば使いたい物がない!などになりかねません。
ピザ屋のピーク時って、本当に結構ヤバい時があるんですよね…
ピザBOXの準備
僕は来世分のピザBOXまで折った自信があります。ドライバーは手が空くと、大体食器を洗うかBOXの予備を作っておくかどっちかですね。折れば折るほど折るのが早くなる、沼にハマっていきます。
店内清掃
ピークの時間帯が終わった閉店前などは、閉め作業として店内を清掃します。あとは暇な時間帯に少しずつ色んな所を清掃していましたね。
チラシをポスティング
ドライバーが数人いると、どうしても暇な時間が出てきます。まとまって空いた時間はお店のチラシを持ってマンションや各住宅にポスティングにいきます。注文が増えてきて忙しくなったら帰ってくるという感じですね。
ポスティングだけのスタッフを雇っている店舗も結構ありますね。そういった方たちは大体自転車でポスティングに行ってます。
ピザ配達員はここが良い!
さてそれでは実際にピザ配達員として働いて良かった、おすすめポイントを紹介していきます!
1人の時間が確保できる
個人的にはこの仕事で一番良かったことかもしれません!同じ場所にずっといるのが苦手な性格なので、配達に行くたびに気分転換が出来て、飽きずに楽しく仕事が出来ました。あとはバイクに乗るのが好きな人にはかなりおすすめのバイトだと思います!
忙しい時はそれなりに大変ですが、配達に出ると景色が変わるので楽しいですね。
時間が経つのが早い
忙しい日の配達は2~3時間が本当にあっという間です!これは間違いないです。配達に行って、帰ってまたすぐ配達に出てを繰り返していると時間が溶けていきます。
段々とピークが終わっていき、注文の伝票が片付いていくとみんなで達成感を感じますね。
ピザの配達は結構、仲間との協力で回している感じです。
時給が良い
やはり危険を伴う事もあり他のバイトに比べて、時給が割と高めだと思います。天気が悪い日や寒い日は結構しんどい仕事ではあるので、安すぎると人が集まらないでしょうね。
バイト仲間が出来る
ピザの配達自体は個人プレーですが、お店自体を円滑に回すには絶対に協力しなければなりません。特に忙しい日(クリスマスとか)は常にコミュニケーションをとって作業します。
なので、みんなで感じられる達成感が結構あるんですよね!そこから必然的に仲のいい人が出来てくるって感じですね。人によるとは思いますが、僕は一生の友達が出来たので感謝しています。
ピザの配達を選ぶ人って、結構似ている人が多い気がするんですよね。
初心者でも出来る仕事
大手のピザチェーン店では、しっかりとしたマニュアルがあるので初心者でも出来る仕事になっている思います。実際僕は原付にもほぼ乗ったことがなかったですからね(笑)
高校生のアルバイトが初めての子や、50代でもばりばり働いている方もいました!
ただ、僕は20代くらいの人が働くにはおすすめかな?と思います。体力的に、雨風大変な時がありますからね。
ピザ配達員のここが大変。
では実際にピザ配達の仕事できつかった、しんどかったポイントを紹介していきます。
雨の日の配達がきつい
これが本当に結構きついです。特に気温が低い日の雨や雪の配達はなかなかです。雨だと寒いだけではなく、運転もいつも以上に気を使いますし、家から出ない人が増えるため、必然的に注文が増えて忙しくなります。
注意力が必要な仕事だと思うので、事故などが怖い方は止めておいた方がいいかもしれません。
クリスマスが地獄
この仕事をするまではクリスマス大好きでしたが、ちょっと嫌いになりますよ(笑)
この日はデートしたくても、24日25日どちらかは基本みんな出勤して頑張っていましたね。クリスマスは朝から晩まで信じられない程忙しいのですが、全員で協力して乗り越えるので達成感が半端じゃないです!逆に面白くなってきますね。
配達範囲の地図覚えが大変
全てを覚えるのは不可能なので、大体の道を覚えることになります。慣れるまで1~3カ月くらいだと思います。最初のうちはピザが焼きあがるまで何度も何度も道順を記憶しますが、慣れればすぐ行けるようになりますよ。
しかも今だとスマホでいつでもマップを見れますから、特に心配はないと思います。
ピザを崩さないように安全運転
安全運転は当たり前ですが、それプラスピザを崩さないように運転しなければなりません。バイクを傾けすぎないように気を付けたり、急ブレーキ急発進を避けたり。
これはやっていくうちに慣れてくるので、とにかく事故をしないことが一番大事だと思います。
暇な時間の潰し方
店舗によるとは思いますが、お昼過ぎると全く注文が入らない時間がたまに発生します。その時ポスティングや清掃が出来ればいいのですが、最悪の場合強制休憩に入らされることもありましたね。その間は時給が発生しない訳なので、臨機応変に働かせてもらいましょう!
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