プロが教えるマンションの「機械式駐車場」使用時にやってはいけない事まとめ

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この記事では、プロが教える、機械式駐車場を利用する際にやってはいけないことをまとめています。

マンションなどに住んでいると、嫌でも機械式駐車場を利用しないといけない場合も多くありますよね。敷地が限られた中で居住者全員分の駐車場を確保するには、機械式駐車場が必要になってきます。

そして利用する上でいつかは必ず訪れる故障。機械式駐車場の故障により、緊急でメンテナンス業者の復旧作業が終わるまで車を出せません!なんてこともしばしば。

しかしこの緊急で呼ばれる約3割くらい(筆者の経験上)は、利用者さんが気を付ければ防ぐことが出来るものなんです!

ということで、今回はメンテナンス員目線での注意点と実際にあった事例を簡単にまとめましたので、利用する方はぜひ読んでみて下さい。

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ドアミラーのたたみ忘れ

装置に車を入庫した際、ドアミラーは毎回たたんでいるでしょうか? というのも、万が一ドアミラーたたみ忘れにより破損した場合は、自身で直すことになる可能性が高いので注意しておいた方がいいですよ!保険が下りればいいですが…

サイズが小さい車ならドアミラーをたたみ忘れても基本大丈夫だとは思いますが、問題は大きな車に乗っている方ですね。パレットぎりぎりサイズの車は特にお気を付け下さい!

実際にあった例としては、ドアミラーたたみ忘れによりリミットスイッチを誤検知させてしまいエラー発生。これは結構ありますね。メーカーによりドアミラー付近にリミットスイッチが付いている装置があるんですよね。

この間は他の居住者さんも車が出せない!という状況になるので、ぜひ気を付けましょう!

車止めまで下がりきっておらず装置途中停止

これも本当にかなり多いですね。車止めまでしっかりタイヤが下がりきっていないと、車の前側が光電センサーに引っ掛かり装置が停止してしまうんですね。これにより装置が途中で停止してしまった場合、業者を呼ばなければならなくなります。

機械式駐車場は大体、車の全長が範囲内かどうかを判断する光電センサーが付いているので、適当に停めるのはNGなんです。

しかもこの場合、メーカーや機種によりますが、次の人が装置を使う時にエラーが出る場合があるんです。気まずい思いをする前に、毎回しっかり駐車するようにしましょう。

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光電センサー遮りによりエラー発生

機械式駐車場にはたくさんの光電センサーが付いています。装置に人が入っていないか?車が正しくパレットに入庫されているか?などなど、異常があれば装置が止まるようになっています。しかもその数は安全性を考慮してか、最新機種になるほど多くなっています。

その中でも皆さんが装置を使用する際は、ゲート前の光電センサーに気を付けておきましょう。

実際によくある例としては、「エラーが出て装置が動かないんだけど…」という連絡なんですが、確認してもらうと荷物をゲートの近くに置いていて光電センサーを遮っているというパターン。

装置を始めて使われる方に多いので、まず注意書きを読んでおくと良いですね。

地下段への鍵落とし

うわ…やってしまったぁ…ってなりますよね。落ちる時って隙間に吸い込まれていきますよね(笑)

ピットへの鍵落としは年間でも結構あって、こういった明らかに利用者さんのミスで業者を呼ぶ場合は出動費で何千円も掛かる可能性があるので、ぜひとも防ぎましょう。お金がもったいない!

鍵を無理やり抜く

基本的には装置が動いている間は鍵にロックが掛かり、切方向へは回らないようにはなっています。(※古い装置で例外有り)

ですがたまに無理やり引き抜く人がいるんですよね(泣)

壊れる原因になるので、急いでいても鍵を無理やり抜くのは絶対にNGです。しかも大体無理やり引き抜いた人からは連絡が来ないので、次に利用する方が異常を感じて連絡してくれるケースが多いんですよね。

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違うパレットへの入庫ミス

機械式駐車場は地下段、地上段、2段目3段目~とあるのですが、何段目かにより入庫できる車高が違う場合が結構あるんですよね。なので車高の違う車を間違えて入れてしまうと、装置を動かした際に車の上部を擦ってしまう可能性があります。

自分の車の最低地上高と、停めるパレットの高さ制限を諸元表で確認しておくことが大切です。

夫婦で2台分パレットを借りている場合は特に注意が必要です。車高の低い車用で借りているパレットに、車高の高い車を停めてしまうと天井を擦ってしまいますからね。

実際にこういった対応中、ご夫婦の方が横で口喧嘩を始めるという地獄の緊急対応もありましたね。

新車購入時は諸元表を要チェック!

新車の天井を買ってすぐ擦ってしまった。悲しすぎますが、これが意外と多いんですよね。新車を買って今まで通り機械式駐車場に停めて、いつも通り部屋に戻るとその何時間か後に連絡が入るパターン。

呼ばれて駐車場に行ってみると、買ったばっかりの新車にパレットが乗り上げて傷だらけになっている。一気にテンション下がりますよね。

なので機械式駐車場を利用している方は、今借りているパレットにこれから購入予定の車を入庫しても問題ないか?というのをしっかりと調べておきましょう。

意外と知られていない、悪天候時は使用禁止

どの機械式駐車場も大体、操作盤付近やゲートに装置使用時の注意事項が記載されていると思いますが、積雪時や豪雨、暴風時などは基本使用禁止になっています。

といっても、車を出さないと困る!というのが現実ですよね。これに関しては使用禁止です!と言っても守れないケースも多々あると思います。

例えば暴風雨時に最上段の車を出そうとして、下降中に風に煽られ車に傷がついてしまったとしても、おそらく自分の責任になると思いますので、やはり使用は控えた方が良いと思います。

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