一眼レフを持つと、普段意識しなかった日常の景色に目を向けるようになりました。そしてその一瞬を一生の写真として残すのが楽しいですよね。
そんな感じでカメラにハマっていくと、「自分だけが撮った良い感じの写真」を目指すようになっていきますよね。それは素晴らしい景色だったり、日常のワンシーンだったり。
今回は一眼レフで撮った写真を、もっと自分らしく仕上げる為に、撮った写真を編集してみるとどうなるか?素人でも出来るのか?という所に焦点を当てて書いていきました!
使ったカメラは「Nikon D7000」でソフトは「View NX2」です。
編集する写真はオートモード&RAWモードで適当に撮影した、RAW画像になります。
「View NX2」を立ち上げて編集の準備をしよう!
まずはView NX2を立ち上げて、編集に必要なエディットを出します。
View NX2の左上にある「エディット」をクリックすると、画面右側にエディット画面が出てきますので、今回はこのエディット画面を使って編集していきたいと思います!
この画面の右下にある「メタデータ」からは、撮影した時の情報詳細を見ることが出来ます。
まず使うのは「日の出、船、海、空、山」が写っている写真です。データ詳細はこんな感じです。
- モデル名:Nikon D7000
- レンズ:VR 18-105mm F/3.5-5.6G
- 焦点距離:40mm
- フォーカスモード:AF-A
- AFエリアモード:オート
- 手ブレ補正:ON
- AF微調整:しない
画角だけを決めて適当に撮った写真が、一体どう変わるのか検証していきたいと思います!
「View NX2」で編集してみよう!
まずは何も編集していない画像はこちらです。
この画像を、自分が思う良い感じに仕上げていきたいと思います。
僕はまだ初心者なので、直感に従って編集していきたいと思います!初心者でも簡単に出来るよ、という事が伝わればと思います!
日の出を強調!温かみのあるイメージに編集
ではまずは全体的に暗い感じで、日の出を強調するイメージでやっていきます。調整した数値はこんな感じです!
- 露出補正:0 → -0.8
- ホワイトバランス:「撮影時の設定」 → 「晴天」
- ホワイトバランス:「晴天」で微調整5200 → 5500
- 輪郭強調:0 → 3
- シャドー:0 → 15
- カラーブースター(風景):0 → 15
露出を下げて全体的に写真を暗くしました。ホワイトバランスのシーンをイメージに近いものに変更し、微調整することで日の出のオレンジ色を強調させてみました。少しだけシャープにしたかったので、輪郭強調は3に変更。バランスを見ながら少しずつ調整していきます。
シャドーを15に上げ暗い部分を少し明るくして、カラーブースターも15に上げて日の出の色をさらに強調させました。完成した写真はこんな感じです!
加工されていない写真に比べて、ファーストインパクトが強い写真になった気がします。ただ、オレンジが協調されすぎて夕日にも見えちゃうなぁという感じ。空の青色を残した方が朝日っぽさが出たかな?
さわやかな朝をイメージ!シャープな写真に編集
続いては全体的に明るく、さわやかな朝をイメージして編集していきたいと思います!
- 露出補正:0 → +0.7
- ホワイトバランス:「撮影時の設定」 → 「晴天」
- ホワイトバランス:「晴天」で微調整5200 → 4200
- 輪郭強調:0 → 8
- コントラスト:0 → 30
- シャドー:0 → 35
まず全体の明るさを確保する為、露出補正を調整しました。後は日の出の色を抑えつつ、空と海の青をなるべく出せるようにホワイトバランスのシーンを変更し、コントラストとバランスを見ながら調整。全体的にシャキッとさせたほうが、青が映えて朝っぽくなるかな?と思ったので、輪郭調整を8まで上げました。
全然違う写真になりましたね!さっきの写真と比べてすっきりした朝感が出た気がします。
「View NX2」で調整した写真を比較!
それでは、3枚の写真を比較してみます!
全然違いますね(笑) 素人が感覚で編集しても、ここまで違う写真が作れるという事ですね!
今回は少し極端に編集しましたが、初心者でも自分のイメージに合った写真にすることも可能だと思います。
因みにこんな感じの写真も作れます!
良い写真に正解は無いと思いますので、納得のいくように編集するとよりカメラが面白くなりますね!
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